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沖縄環境ネットワーク
沖縄環境ネットワーク
「亜熱帯の島々・沖縄の山と川と海は、 東洋のガラパゴスと呼ばれるほど、貴重な世界の宝物です。
でもその環境は今、さまざまな危機に瀕しています。
この環境を次の世代に繋いで行きたい。
この自然に触れて、感動して、 その感動を子供達にも伝えたい。
そんなまもりびとの1人として、 沖縄環境ネットワークにあなたも参加しませんか?」

沖縄県内の美しい環境を次世代に渡すために活動する、大学教授や有識者、文化人、市民による幅広いネットワーク。
年4回の会報発行や、行政への提言、県外国外からのゲストを招いての学習会なども開いています。

【入会申込の仕方】
http://okikannet.ti-da.net/e3324074.html
■年会費■
 個人会員:3,000円
 学生会員:1,500円
 家族会員:3,000円
 団体会員:10,000円
 特別賛助会員:100,000円
■郵便振込先■
(口座番号)
 02010-9-20132
(加入者名)
 沖縄環境ネットワーク
※カンパは随時、とても助かります。
 心から、よろしくお願いします!m(_ _)m 


【事務局の連絡先】
住所:904-2171
 沖縄市高原3-14-2
 「ゆがふプラザ」内
PHS:†070-5494-2502
FAX:098-989-1346
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「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)

2012年04月09日

※内容が濃いので3名の先生をそれぞれアップします。※
★「脆弱な島嶼環境とごみ問題」桜井国俊(沖縄大学教授)
http://okikannet.ti-da.net/e3798290.html
★「広域処理の背景と問題点」青山貞一(元東京都市大学教授)
http://okikannet.ti-da.net/e3798329.html
★「内部被曝をめぐって」矢ケ崎克馬(琉球大学名誉教授)
http://okikannet.ti-da.net/e3798361.html
★アンケート
http://okikannet.ti-da.net/e3798236.html
※まとめて頂いた@jrmmnisiさん!ありがとうございます!※

http://togetter.com/li/285447

【学習会で配られた参考資料】
内美まどかさんのまんが
「ガレキ受け入れが東北復興の為になると思ってませんか?」
http://t.co/TkE7KWZN

【おすすめ動画】
桜井先生、青山先生、矢ケ﨑先生による質疑応答 
http://t.co/osKlIJVU

「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)

「内部被曝をめぐって」
矢ケ崎克馬
(琉球大学名誉教授)


被ばくのない食べ物を全国どこにおいても確保する。
また、汚染のないところでどのように過ごすか。
そういうことを考えないと、これからの日本はもたない。

図の説明。放射線を出す微粒子、原子のど真ん中からビームが出る。
体の外からやってくる場合は外部被ばく。
ホコリが体の中に入り体の中からやってくる場合は内部被ばく。
体に入る経路は、呼吸によって、または汚染された食物を食べることによって、の二通り。

昭和20年、原爆投下後の枕崎台風(広島は42日目、長崎は39日目)が
浸水どころではなく、全てを洗い流した。
台風のあとにアメリカが放射線測定に大挙しておしよせ、
一切の情報を禁止する状態で計測。
土の中にかろうじてしがみついている状態の放射線を計った。
そして、危険はないと。

被ばく者の定義から内部被ばくを取り去った。
原爆症を国に認定してくれといっても、「あなたは被ばくしていません」と言われてしまう。
国と国のとりまき学者がこれ(内部被ばく)を認めない。
今、わたしたちを取り巻く困難な状況は、こういうこと。隠された内部被ばく。

原発の動機。アメリカの核戦略のためにプルトニウムの濃縮工場が絶対に必要だった。
ウラン濃縮工場、アメリカは昼も夜も働かせていつでも戦争できる状態。
核兵器のためには4か月の稼働で必要量ができてしまう。
空白期間を作らない為、核の平和利用という宣伝文句で、世界中に広げていった

年間20msvの話。
もし政府が人々の健康を守るために律儀に政策を行うなら、こんなことを行うはずがない。
1msvなら多くの人が対象になる。20なら少しで済んでしまう。
政府と東電の責任を非常に軽くする。
安定ヨウ素剤は結局、政府の指示で服用させることがなかった。

日本政府は「パニックを起こす」といってヨウ素剤服用の指示しなかった。
政府が本当に人々を足蹴にしている。新食品基準について。
ドイツは年間0.3msv。
ここから計算して、大人は8ベクレル、子供は4ベクレル。
幼児の50ベクレル、とんでもない。

1986年にチェルノブイリの事故。
当時は物流が発達していないので、自分たちで作ったものを食べるしかなかった。
健康を守るために、危ないものを避けるのは当然。
それを「風評」という事態が続いている。

福島、郡山より少し線量の低い地域、ルギヌイ地区は余命の短縮・免疫力の低下。
あらゆる病気にかかりやすい。新生児への影響。精神神経科への影響。老化のはじまり。
1985年と90~92年の平均寿命を比べたら、
男性は15年近く、女性は5年から8年ほど平均寿命が短くなっている。

母体内の赤ちゃんに関しては、男より女のほうがうんと影響が大きい。
また、事故以前の18歳以下のこどもが甲状腺がんになる確率は100万人に一人。
5年目から急増し95年には甲状腺腫瘍が1000人に13人発症している。
<資料図5> 
http://t.co/aRVPdr1f

日本ではルギヌイ地区よりも線量の高い地域が、いまでも野放しになっている。

ECRR(内部被ばくを考慮する集団)は合計世界で6500万人無くなっている、とシュミレーションしている。
内部被ばくを考慮しないICRPは世界中の機関を配下に従えている。
医学部に入ったら、みなICRPの考えかたを学ぶ。
内部被ばくを知らない医師、今の健康被害を診断できない

核兵器をつくるプロセスや原発、爆発しなくても命と環境が脅かされている。
実態を調査して科学的に把握していけば被害の推察も出てくる。これには科学研究が大事。
しかし、核戦略や原発推進はICRPを用いて政治支配している。功利主義の考え方。

汚染は50年も100年も続くこと。確実に汚染されているものは出してはいけない。
汚染地帯でつくれるお米や農産物を凌駕するくらいの大増産を、
休耕地などを利用して非汚染地帯でやっていかないといけない。
このままでは日本人は被害を甘んじて受けることになる。


【矢ケ崎先生の資料】
「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)「がれき広域処理と放射能汚染問題」(まとめ3、矢ケ崎先生)
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※内容が濃いので3名の先生をそれぞれアップします。※
★「脆弱な島嶼環境とごみ問題」桜井国俊(沖縄大学教授)
http://okikannet.ti-da.net/e3798290.html
★「広域処理の背景と問題点」青山貞一(元東京都市大学教授)
http://okikannet.ti-da.net/e3798329.html
★「内部被曝をめぐって」矢ケ崎克馬(琉球大学名誉教授)
http://okikannet.ti-da.net/e3798361.html
★アンケート
http://okikannet.ti-da.net/e3798236.html
※まとめて頂いた@jrmmnisiさん!ありがとうございます!※

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Posted by 沖縄環境ネットワーク at 17:00│Comments(0)事後レポート!
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