シンポジウム
『宇井さん、今の沖縄をどう思われますか?』
-宇井純さん没後10年の節目に、沖縄の現在と未来について考える-
2016年11月12日(土)午後2時~5時
@沖縄大学 同窓会館
主催者挨拶 桜井国俊(沖縄大学名誉教授)
後援者挨拶 仲地 博(沖縄大学学長)
第一部 宇井さんの歩み
第二部 宇井さんについて語る
第三部 沖縄の危機をどう打開するか?
登壇 伊波義安 内海正三 後藤哲志 崎原盛秀 崎山正美 桜井国俊 砂川かおり 仲西美佐子 真喜志好一 宮城恵美子 (メッセージ 宇井紀子)
◆ ◆ ◆ 「公害に第三者はない」と喝破し、
日本全国の公害反対運動を力強く支えた宇井純さん(1932 - 2006、沖縄大学名誉教授)が亡くなられてから、
早いもので10年が経とうとしています。
「万年助手」として東京大学で21年間の勤務を終え、沖縄大学に赴任されたのが1986年でした。
金武湾コンビナート建設計画反対闘争、白保の新空港建設反対闘争など、沖縄の環境問題に深く関わり、
運動に携わる全ての人々にとって頼りになる大きな存在でした。
その沖縄は、いま、重大な危機に直面しています。
辺野古新基地建設反対の民意を繰り返し明らかにしても、
外交と国防は国の専管事項であるとして政府は聞く耳を持たず、司法もそれに追随しています。
この未曽有の危機は、沖縄の環境、平和、自治、人権の全てを脅かしています。
宇井さんの10年目の命日(2016年11月11日)の翌日に、
宇井さんゆかりの沖縄大学でシンポジウムを開催します。
宇井さんと関わりを持った方々が、宇井さんから何を学んだか、いま直面している課題は何か、
宇井さんがご存命ならばどんなアドバイスを求めたいか、等々について語って頂きます。
そして会場の参加者を交えたこれら登壇者のパネルディスカッションを通じて、
沖縄の危機を打開する策を探っていきたいと思っております。ぜひご参加下さい。
参加費 200円/主催 沖縄環境ネットワーク
※ ℡ 070 -5494 -2502(事務局)
後援 沖縄大学
※1996年に開催された第16回日本環境会議沖縄大会の大会宣言に基づき、
1997年に宇井さんが中心になって設立した環境NGOです。